筑後垂見城

  所在地:山門郡三橋町垂見
【歴史】

『福岡県の城』より抜粋

 大永5(1525)年、大内の重臣陶美作守が筑後に侵入、筑後の諸城を攻め従えた時、この城に拠ったと伝えられる。
 天正年間(1573〜92)柳川城主蒲池鎮漣の家臣垂見常陸介が城主であった。
天正9(1581)年6月柳川城を攻め落とした龍造寺勢に攻められ落城し、垂見常陸介をはじめ蒲池氏に繋がる者は、ことごとく滅ぼされてしまったと伝えられ。

【雑記】

 三橋中学校の南側に隣接する田圃の脇に円柱状の石碑が立っている。遺構等は全く無し。石碑があるのが大変うれしい、スタンプラリー派向けの城跡である。