松延(吉井)城
所在地:山門郡瀬高町松田
【歴史】
『福岡県の城』より抜粋
天正7(1579)年、樺島式部が、山下城主蒲池志摩守鑑広に従って、龍造寺氏に備えて築城した。天正15年、立花宗茂の領地となり、立花三郎右衛門が城代であった。
慶長6(1601)年、立花氏が改易となり、代わりに田中吉政が筑後の国守として入国すると、松延城には、吉政の臣松野主馬が1万2000石で入城した。
元和元(1615)年の一国一城令により当城も廃城・破却された。
(写真1)
※写真2枚を合成しています
【雑記】
天満宮の西隣で、畑の中に不自然な小山が一つあるのが松延城跡の本丸部分です。西南から写真を撮ったのが(写真1)で、手前の畑(水田の畑転用?)が堀の跡になります。