【歴史】
『山隈城跡』説明より
花立山は筑後平野の北方にそびえる高さ130.6mの筑前筑後にまたがる山である。「筑後将士軍談」によれば山隈城はその山上に築かれた山城で本丸は英彦山神社を祀っている所。東西7間南北10間その一段低い所西北に突出している平地が二の丸で縦24間横16間。東方に突出した平地が三の丸で筑前四三島村に属し愛宕神社があり縦18間横8間。そのそれぞれの下方に小さな空壕が幾つもある
正平の昔(1359)大保原合戦の際少弐頼尚ははじめ本陣をこの山においた。その後戦国争乱に際しては秋月種実の古城であったこともあり、豊臣秀吉九州平定後、小早川隆景の一支城となったこともあると伝えられている。
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