八戸根城

  所在地:八戸市根城
【歴史】

『八戸市史跡根城の広場』総合案内板より

 根城は、建武元年(1334)南部師行により築城されたと伝えられています。根城の
南部氏は、南北朝時代には奥州における南朝方の中心的な存在として活躍しており、その領地は当時糠部郡と呼ばれた広大な地域の中や津軽、秋田県の比内・仙北・鹿角、岩手県の閉伊、遠野にも認められます。しかし、南朝方が劣勢になるに従い、根城の南部氏も次第に勢力が弱まり、寛永4年(1627)には岩手県の遠野へ移封となりました。この城跡は、昭和16年12月13日に国史跡に指定されています。
 現在、根城には、本丸・中館・岡前館・東善寺・沢里館等の郭や多くの堀が良好に残っており、このうち、本丸については、発掘で発見された建物跡を基に立体復原も行われております。

(写真1) (写真2) (写真3)
(写真4) (写真5) (写真6)
(写真7) (写真8) (写真9)
(写真10) (写真11) (写真12)
(写真13) (写真14) (写真15)
【雑記】

 博物館側の入口から城内に入って本丸に向かうと堀を2カ所(写真1・2)ほど越えて中館跡(写真3)に入ります。そこからまた堀を越えると城門が2カ所(写真4・5)現れます。城門から本丸にはいると、ほぼ中央に御殿(写真6〜8)が有り、周囲には厩・倉庫・工房等(写真9〜15)が建っています。
 この城は色々言うより実際見て、感動してください。
 弾正は、感動の後御殿周辺の塀群を見てウィザードリーの画面を連想してしまいました。やっぱりちょっと変な奴やわぁ。