艦載30ポンドカノン砲

  所在地:横須賀市
【歴史】
「1848年製30ポンドカノン砲」説明版より

 この大砲は、安政元年(1854)11月4日伊豆下田港において、大震災のために座礁破損した露国艦隊軍艦ディアナ号の備砲と推定されます。
 米海軍横須賀基地に保存されていたのを此の度、同基地指令ハウエル海軍大佐から寄贈されたものです。
 この姉妹と思われる大砲が遊就館(靖国神社)に保存されています。

  口径16.6センチ
  砲身長 2.57メ−トル
  重量2.7トン

【雑記】
 戦艦三笠(写真奥)を見に行った際に乗艦口にあったものを撮ってきました。外国製の艦載砲ってそんなに見る機会が無いような気がしますね。五稜郭にも艦載砲が展示されていますが、やはりちょっと形が違うし、幕末期の大砲のええサンプルになります。